マシューやイングリッドの兄をはじめ、かき集めの鉱夫たちは、ストライキのピケを破って坑道に入った。 マシューは、鉱山で働いた給金でイングリッドに帽子を買う。しかし、給金として支給された金券は、ローレンの店では現金の９割の価値しかなかった。ローレンは、ドロシーが発行した新聞を読んで、鉱山との取り引きを止める。

とうとう、銀山で落盤事故が起きた。マイクとサリーは、落盤で閉じ込められたマシューを救出するために、坑道に入り、坑道の奥で、足が岩の下敷きになって動けないでいるマシューを見つける。あふれ出る水でマシューは溺れそうになり、マイクはやむを得ず、マシューの足を切断しようとする。が、サリーがマシューの上にかぶさっている岩を爆破して、マシューを無事、救出する。無事脱出したマシューを介抱するイングリッド。

マシューも発疹チフスにより発熱した。毛布を１枚インディアンから貰って、イングリッドにあげたためだった。ジェイクやハンクは、町の住民にチフスが移るのを防ぐため、スウェーデン人移民のキャンプを焼き払い、診療所にマシューら子供たちとホレスを閉じ込めて封鎖する。 マシューが発疹チフスに感染したことを知ったマイクは町に戻ろうとするが、インディアンの居住区から外に一人も出さないように命令された兵隊によって阻まれる。

ホレスのことを心配したマイラは診療所に様子を見に来る。ホレスとマイラは、封鎖された窓をこじ開け、子供たちを逃がす。マイクの頼みでインディアンたちは死者を火葬する。そこに騎兵隊が現れ、その隙にマイクとサリーは、町に向かい、診療所から脱出してきた子供たちと落ち合う。 マイクとサリーは、毛布がチフス菌で汚染されていたことを大佐に抗議する。しかし、大佐も何も知らされておらず、彼自身、発疹チフスを発病していたのだった。

マシューとコリーンは、サーカスの助手の少女、アトランティスと一緒に綱渡りの練習をするが、ふとしたはずみで、アトランティスの手が奇形なことに気づく。 アトランティスは、自分の手の奇形について、ハートの女王に「神が特別なものとしてお作りになったから誇りに思え」と言われているが、自分はそうは思わないとコリーンに打ち明ける。アトランティスは、思いを抱いていたマシューがイングリッドといい仲なのを見てショックを受け、自分の手の奇形の部分をナイフで切るが、マイクが診て事無きを得る。ハートの女王は、マイクに、もう片方も切除してやってくれと頼む。

いよいよ本番のサーカスが始まった。ローレンとブライアンは、道化を演じる。ジョンソン神父はドロシーを相手に手品をする。コリーンは目も眩むような高さでの綱渡りに成功する。マイクとサリーの空中ブランコは1回目は失敗するが、２回目に挑戦して見事に成功した。

森の川辺で、彼女はサリーにたどたどしい英語で自分の身の上を話し始めた。彼女は１０歳の頃からインディアンと暮らし始めたという。彼女は祖母の名がキャサリンであることを思い出す。サリーらは、とりあえず彼女をキャサリンと呼ぶことにする。 マイク一家とキャサリンは日曜日に教会にやって来た。しかし、ジェイクはキャサリンがインディアンの淫売だと罵り、教会に入れようとしない。突然、キャサリンは発作を起こし、倒れてしまう。 マイクはキャサリンがエピレプシー（卒倒病）と診断する。サリーはキャサリンを診療所のベッドのある部屋に連れてきたが、そこでキャサリンはサリーとキスをする。マイクもキャサリンがサリーを好いていることがわかり、嫉妬する。

ドロシーが書いた記事がもとで、キャサリンの身内がボルチモアにいることがわかった。身内はキャサリンが帰ることを望んでいるが、キャサリンは気が進まないようだった。キャサリンはサリーに彼が自分の家族だと言うが、サリーは自分の心はマイク先生だとキャサリンに告げる。 キャサリンは、ボルチモアにいる身内のもとに行くことになった。

ブライアンはキャサリンとサリーがキスするのを目撃してしまう。

マイクとサリーは、インディアンの女の子をクラウド・ダンシングに引き取ってくれるよう頼み、第九騎兵隊がインディアンの居留地を襲撃する計画があることを教える。 第九騎兵隊は、サリーか止めるのも聞かずに、インディアンと交戦し、惨敗した。カーバー軍曹の部下の一人は、彼とマイクの前で息を引き取る。カーバー軍曹はマイクに自分の生い立ちを話すが、何故マイクが戦場にいたのか疑問に思ったカーバー軍曹は、マイクを問いつめる。マイクは、インディアンに第九騎兵隊の作戦を伝えたと答え、カーバー軍曹はマイクを逮捕する。

サリーは、カーバー軍曹にインディアンと話し合わさせる。カーバー軍曹は、これ以上インディアンと戦うことに心の痛みを感じ、マイクを釈放し、タレル大尉の命令を拒否する。タレル大尉はカーバー軍曹を逮捕する。カーバー軍曹が銃殺刑になるのは間違いない。マイクは、カーバー軍曹を助けるため、彼にアヘンチンキを飲ませる。仮死状態になったカーバー軍曹は一旦埋葬されるが掘り起こされ、マイクらに見送られながら町を去って行く。

マシューは、イングリッドから受け取ったお金も賭けにつぎ込み、馬車までも質にする。 マシューは何者かに、賭けでもうけた金を奪い取られる。ジョンソン牧師はハンクに客の身体検査をするようにいうが、賭け師にイヤミを言われ、賭け師とケンカになる。イングリッドは、マシューが食事の約束をすっぽかし、自分が渡した金も賭けにつぎ込んだと知って怒り、マシューに婚約指輪を突き返す。マイクはロバート・Ｅやグレースまでも、マシューの賭けに出資したと知って唖然とする。

マシューは、有り金すべてと婚約指輪までも賭けるが、賭け師に負け、スッカラカンになる。 サリーとロバート・Ｅは、町を去ろうとする賭け師からマシューの勝ち分を取り戻し、婚約指輪も買い戻す。 マイクはマシューに婚約指輪を再び渡す。

カスター将軍は、捕らえたインディアンがマイクの聴診器を持っていたので、マイクを問い詰める。マイクは、兵隊は居留地でドッグソルジャーに殺されたことを認める。 ジョンソン牧師が乗っていた駅馬車がドッグソルジャーに襲われ、彼以外は全員殺された。 町から離れた患者の家をサリーと一緒に訪ずれたマイクは、ドッグソルジャーに襲われ、連れ去られる。

ボークスは父親のクラウドダンシングや居留地の皆を救うために、マイクを逃がす。しかし、ボークスはマイクを逃がしたことを知ったドッグソルジャーのボスに殺されてしまう。 マイクはすぐに捕まってしまい、山中を引き回される。見張りがマイクを乱暴しようとしたところにサリーが現れ、見張りを倒してマイクを救い出す。 ドッグソルジャーに追いつめられたマイクとサリーは、絶壁の上から川に飛び込む。

マイクとサリーは無事、町に戻ってきた。カスター将軍は、捕虜のインディアンの処刑を直前で中止し、彼らを釈放する。マイクは、ボークスが父親と居留地の皆を救うために死んだことを、クラウド・ダンシングに告げる。

銀行家は秘密のクラブに町の男の住民を招く。しかし、そのクラブとは、黒人を迫害するＫＫＫ団だった。 ＫＫＫ団はロバート・Ｅを襲う。マシューとホレスは、そんな活動だとは知らなかったとクラブを脱退する。 グレース食堂がＫＫＫ団に襲われ、ロバート・Ｅは彼らに発砲する。 ローレンは腕に怪我をしていた。マイクが診たところ、それは散弾で撃たれたものだった。ローレンは、昨晩、グレース食堂でロバート・Ｅに撃たれたことを認める。 ドロシーは、ロバート・Ｅがローレンに発砲したことを新聞に載せ、そのせいでグレース食堂には客が来なくなる。 グレースは食堂でＫＫＫ団に襲われ、髪の毛を切られてしまう。

ＫＫＫ団はロバート・Ｅを連れ去り、首をつろうとするが、マイクやサリーらが駆け付けて説得し、ＫＫＫ団は解散する。新居への引越しの日が来た。ローレンはグレースが荷物を運ぶのを手伝う。ロバート・Ｅはグレースを抱きながら（いわゆるお姫様抱っこ）、新居に入る。