サリーは、男が大事に持っている大きなカンデラをロバート・Ｅに調べてもらった。それは、カンデラではなく、蒸気機関車のヘッドライトだった。 鉄道会社に問い合わせたところ、そのヘッドライトは、ユニオン・パシフィック鉄道の機関車６４９のものだった。その列車は１８６７年７月３日、カンザスシティーからデンバーに向かったが、橋から落ちて炎上し、乗客、乗員全員死亡といわれていた。マイクは男に、顔の整形手術を受けてみるよう勧める。 マイクが診療所にこもりっきりであることがうわさになった。 ドロシーは、顔に包帯をまいた男をちらっとみてしまい、マイクが死体を生き返らせているのだと思い込む。ジェイクら町民たちは、診療所に押しかける。

手術は成功し、男の顔はやけどの痕や傷痕がほとんど目立たない状態になった。マイクは男に服を送る。 ドロシーが調べた結果、男は事故に遭った列車の機関士でジョンという名前であり、事故当時、橋が流されていたことがわかった。ジョンは乗客たちの信頼を裏切ってしまったことや、橋に差し掛かかった時に線路がなかったことで、心が傷ついていた。マイクは本当に支えてくれるのは、線路ではなく、愛だとジョンに説得する。ハロウィーンの夜、町民たちとジョンは打ち解けあう。

マイクはドロシーに、我が家となる新築の家に自分が金を出したためにサリーが怒っていると愚痴を言う。ドロシーは、男のプライドを犯すのは、尊厳を取り上げるのと同じだと、マイクをたしなめる。 マイラは夢遊病にかかり、夜な夜な歩きまわっていた。ある晩、ハンクの店に入ってしまい、ホレスに連れ戻される。 マイクの診断の結果、マイラは、おめでただった。大喜びするホレスとマイラ。

サリーは、ナイフ投げの曲芸をやって家を建てる金をかせごうとするが、インディアンの体の隙間を的にナイフを投げるのを拒否して首になる。 マイクはサリーに「新築の家はいらない。あなたは信念の人だから、自分の出来る範囲でやればいい」と言いう。それを聞いたサリーは、二人で家を建てようと言う。

マイクたち一行はワシントンに着き、インディアン出身でグラント大統領の側近のパーカー将軍に会う。 彼はインディアンであった。 マイクは公聴会で、インディアン管理官候補に、「インディアン問題の解決は絶滅しかない」と言う人物がいると訴える。公聴会の議長をしているスチュワード議員はサリーの姿を見て、顔色を変える。マイクたち一行は、ホワイトハウスの晩餐会に招待される。そこでブライアンは、グラント大統領の息子、ジェシーと友だちになる。

クラウド・ダンシングはコロラドに戻ることになり、パーカー将軍に別れを告げる。 ボーグナーイ大尉がインディアン管理官候補から外されたので、マイクとサリーと子供たちもコロラドに戻ることにしたが、サリーが駅で陸軍脱走の嫌疑で逮捕される。

サリーは陸軍にいたときに狙撃兵をやらされ、南軍の少佐を射殺したことがあったとマイクに告白した。上官は、殺した男が新しい爆弾を開発しているとサリーに言ったが、その後、サリーが彼について調べてみると、そのような人物ではなく、軍と契約しているただの商人だった。彼が死んで、契約と儲けが商売敵に流れた。

ホワイトハウスで開かれた音楽会の最中にグラント大統領は暗殺されそうになるが、間一髪、サリーに救われる。暗殺計画の黒幕、スチュワード議員は逮捕される。彼は、南軍の大佐を射殺するようサリーに命じた黒幕でもあった。 マイクとサリーらがワシントンを出発しようとしていた時に、サリーはグラント大統領からインディアン管理官に任命される。

中継駅の手前２〜３キロのところで若妻の具合が急に悪くなり、駅馬車は停止した。そこに不意にどこからか銃撃され、マイクたちは物陰に避難した。突然、若妻がマイクらに銃を突き付け、そこに夫が現れた。彼らは駅馬車強盗だったのだ。強盗夫婦が去った後、マイク一行は中継駅に歩いてたどり着いたが、中継駅はインディアンに襲われていた。駅馬車強盗の男女２人組がローレンの店に入ってきた。そこに居合わせたコリーンは、女がマイクのとそっくりのカメオを身につけていることに気づく。ローレンがそれをどこで手に入れたか女に尋ねたところ、二人は居直って、ローレンから金を強奪した。

町に向かっていたマイクとサリーがインディアンに襲われていたところに、強盗を追跡していた町民らが現れ、難を逃れた。中継駅に留まっていたコール・キッドとシシター・ルースも無事だった。 マイクたちが自宅に帰ったところ、七面鳥をはじめ感謝祭に欠かせないご馳走がそろっていた。クラウド・ダンシングが差し入れてくれていたのだった。

女性無料招待中のハンクの店を強盗が襲った。強盗は帰り際、女装したままのジェイクを女だと思って、人質としてさらっていく。 かつてドロシーの母親は、乳癌のため死んだ。ドロシーの胸にしこりができたと知ったローレンは、マイクにもっと診てもらうよう、ドロシーに頼む。 ２人兄弟の強盗にさらわれたジェイクは、兄に殺されそうになるが、人のいい弟が兄に懇願して、すんでのところで助かる。

ドロシーは、胸のしこりについて説明してもらいに、マイクの家にやって来た。マイクは、乳癌の疑いがあるので乳房ごと切除することを勧める。

ドロシーの手術は無事に終わった。町に帰ってきたジェイクは、ドロシーの手術のことを知り、動揺する。

ハンクがローレンの店にやって来て、行商人がウイスキーをローレンの店の半値で売ると言う。 マイク一家は、行商人一家のハヌカの儀式に招待された。ローレンは、ハンクの店にいた客の町民をたきつけ、行商人の幌馬車にいたづらさせる。しかし、彼らの行為がエスカレートして、行商人は倒れた幌馬車の下敷きになってしまい、サリーとハンクたちに助け出される。

ブライアンは、いい人の住んでいる町にしかサンタは来ないと言って、ローレンを責める。 クリスマス・イブの晩、反省したローレンら町民たちは、行商人一家を訪れ、ずっと町に留まってほしいと頼む。

博士はインディアンの聖地で恐竜の化石の発掘を始める。マイクは発掘作業員が怪我をしたので、博士に呼ばれた。しかし、博士はインディアンの骨も掘り出し、資金稼ぎのためにその骨を売ろうとしていた。サリーは早く発掘現場から立ち去るよう、博士に警告する。 ローレンの妻、モードの遺体がインディアンの戦闘集団、ドッグソルジャーに盗み出された。 ローレンはクラウド・ダンシングにモードの遺体を返してくれるよう頼むが、クラウド・ダンシングは、ジョン・ポーター博士が堀り出したインディアンの骨と交換するという条件を付けた。

ローレンは、出発しようとしていた博士からインディアンの骨を取り戻し、クラウド・ダンシングに返す。モードの遺体は、既に墓に戻された。ブライアンは、父からもらった恐竜の骨も、魂のふるさとに行けるようにインディアンの御先祖と一緒にしてくれるよう、クラウド・ダンシングに頼む。