ジョンソン牧師は、恩師のトーマス牧師が訪れるので、みすぼらしい教会を改装するために、ハンクから１ヶ月の期限で教会を担保に金を借りていた。返すあては、町民たちに貸していた金だったが、思うように返してもらえず、とうとう期限の日の午前零時を迎えた。ジョンソン牧師は、マイクと サリーから、ジェームズが死んだと知らされ、臨終に立ちあうことができなかったことを悔やむ。

ジョンソン牧師は教会をハンクに渡し、町を出ていこうとする。そこにジェイクやローレンら町民たちがやって来て、ジョンソン牧師を責めたてる。 トーマス牧師が教会にやってきた。ハンクは返済期限を１ヶ月延ばすことに同意する。ジェームズはジョンソン牧師に感謝しながら死んだとのことで、彼の娘は形見の時計をジョンソン牧師に贈る。

マシューは、男を裁判にかけることにする。 男は名をジョニー・リードといい、先週、監獄から出てきたばかりだった。リードは、裁判で有罪になり、絞首刑を執行されることになった。 ローズマリーの兄ベンは、 死刑執行が待てずに、ハンクやジェイクらをけしかけてリードを吊るそうとする。それをマシューとロバート・Ｅが必死に止める。 ホレスが、死刑執行人が負傷して来れなくなったとマシューに伝えに来た。マシューは、自分で執行することにする。

ローズマリーの父ジェイスンは、彼女をデンバーに連れて行くことにする。 ジョンソン牧師が立ち会い、マシューの手でリードの絞首刑が執行された。プレストンは、「おめでとう、保安官。君は我が町の誇りだ」と言ってマシューに握手を求めるが、マシューはプレストンの手を握らずに通り過ぎる。マイクとコリーンは抱き合って泣く。

マイクの調子が悪くなり、 コリーンはデンバーのバーナード医師を呼んだ。しかし、バーナード医師は東部に出かけており、やって来たのは、かつで競馬で対立したキャシディー医師だった。マイクはキャシディー医師の診察を断る。

キャッシュクリークで、サリーらはマクブライドと会うが、エズラがすんなり声明書をマクブライドに渡さず、逆にマクブライドの妻を人質にしようとする。結果はマクブライドに反撃され、息子を取り戻せなかったばかりか、マシューまで人質になってしまう。

サリーら一行は、マクブライドの妻が彼に殺されているのを見つける。彼の妻はインディアンだった。プレストンは、マクブライドが仕掛けた罠にひっかかり、脚に深い傷を負って瀕死の状態になる。

夜中、一人で人質を取り戻そうとしたサリーは、マクブライドと１対１で向かい合う。マクブライドは自分を殺せとサリーに言うが、サリーは殺せない。その時、物陰からプレストンがマクブライドを撃ち、彼は死んだ。救出隊は、エズラの息子と、ついでに重症のプレストンも連れて、無事、町に戻った。

結局、賞金を手に入れたのはプレストンでした。

ジョンソン牧師は、Ａという文字を教えるのにアダムを持ち出したことがきっかけで、聖書を教えようとする。これを見て、クラウド・ダンシングは怒り、ジョンソン牧師の授業を中断する。 ドロシーは、プレストンと交遊を持とうと、昼食を持ってきた。 ロックフェラーが始めた石油会社のことなど、ドロシーとプレストンの間で、話がはずむ。プレストンはドロシーを夕食に招待し、プレストンがドロシーに融資し、プレストンが５１％、ドロシーが４９％の割で、新聞社に出資する話を持ち掛ける。しかし、ドロシーは自分の分が５０％でないので、その話を断る。 ジョンソン牧師は、インディアンの子供に洗礼を施そうとした。クラウド・ダンシングはジョンソン牧師を止めようとし、二人は取っ組み合いの喧嘩となる。サリーは二人の間に割って入り、学校を閉鎖することを決めた。

ドロシーは、必要経費、発行部数、配当の見込み等の計算結果をプレストンに見せ、新聞がビジネスとして有望であることを説明する。そして、ドロシーが５１％、プレストンが４９％という出資条件をプレストンにのませる。ドロシーは、皆の意見を聞いて記事を書くことを、マイクとサリーに宣言する。インディアンの子供たちとクラウド・ダンシングは輪になって、互いの部族の神話を語り合う。そこにジョンソン牧師も加わり、自分の部族の神話として、聖書に書かれた天地創造の話をする。

ドロシーは印刷機を使いこなせず、往生していた。ミディアムの話を聞いて、コリーンは夏休みに彼女のもとに遊びに行きたいというが、マイクは反対し、サリーもコリーンをたしなめる。マイクはコリーンがミディアムのもとに行くと、もう町に戻ってこないのではと心配していたが、「別の夢が出来たの。看板にあなたと二人の名か書ければ」と言い、コリーンにミディアムのところに遊びに行くことを許す。ベッキーが再び腹痛を起こした。ミディアムとマイクはベッキーの診断をめぐって喧嘩する。 マイクはミディアムにベッキーの手術の介添えを頼むが、ミディアムは卒業以来手術をやっていないとマイクに告白する。彼女が結婚する時に、夫か仕事かどちらかを選べと言われたのだった。

それでもマイクはミディアムに頼み、彼女の介添えを受けて、ベッキーの腸管閉塞の手術をする。 ベッキーが目を覚ました。彼女は傷痕を心配するが、マイクはミディアムが縫合したから大丈夫という。 ドロシーは印刷機の動かし方がわかり、テストに紙を使いすぎたので、ローレンの店に紙を買いにきた。ドロシーが自分の元に戻ってくる見込みがなくなったと、がっくりするローレン。 ミディアムが出発する時が来た。初めはは恐がっていたウルフの頭も平気で撫でられるようになっていた。

ハンクはホレスにしばらくの間、自分が電信局を運営し、 マイラとサマンサが自分の家族で、ホレスが酒場の主のふりをしてほしいと頼む。ハンクは自分には家族がいて堅気だと祖母に嘘をついていたのだが、祖母が実際に来るとは思ってもみなかったのだ。ホレスは、ハンクと入れ替わっている間、不機嫌になる。ハンクの祖母は町にいる間、しばしば心臓病で失神したが、マイクは手元にある薬だけで治そうとした。しかし、祖母の状態はかんばしくなかった。

マイクは専門医に相談するのが遅れたと彼女に謝罪する。そしてカートライトにも、自分のプライドのために患者を危険にさらしたと告げ、きっとどこかに何もかもできる女性がいると言う。しかしカートライトは、だからこそ自分はマイクの受賞を推奨するつもりなどだと言う。 ハンクは祖母に本当のことを話し、別れ際に自分の子供が書いた絵を彼女に渡す。祖母は、「あなたはいつでも私の孫よ。それだけで十分」とハンクに言う。

マシューとブライアンは、エマを縫い子として店に置かないかとローレンに勧める。 ローレンとエマとの交渉が成立し、エマは店に置いてもらえることになった。しかしその直後、エマは急な腹痛で倒れてしまう。エマは子宮に腫瘍があり、客に殴られたせいで症状が悪化したことがわかった。マイクはマシューに、腫瘍を摘出するには子宮を切除しなければならず、エマは子供を持てなくなると説明する。マシューはエマに手術を受けてくれと頼む。エマはマイクに、最近子供を欲しくなってきたと気持ちを打ち明けたが、最終的に手術を受けることに同意した。クラウド・ダンシングの傷は、化膿することもなく、奇麗な状態に仕上がっていた。マイクに礼を言うクラウド・ダンシング。

クラウド・ダンシングが居留地に戻ってきた。ちょうど、彼を刺した青年が他の居留地に送られるところだった。信任の警備隊長として、オコーナー軍曹が居留地に赴任してきた。エマの手術が行われた。エマの意識が戻り、マシューはここにいるからお休みとエマに言う。エマはマシューを愛していると告白する。

プレストンは、イザベルが癩病とわかるまでは彼女に熱をあげていたにもかかわらず、彼女が町を出ていための列車を手配した。マイクはプレストンから新しく建てる温泉付きホテルの診療所の所長になってくれと頼まれていた。しかし、プレストンが患者のことを本当に考えていないことがわかり、彼の申し出を断った。マイクはイザベルに町に残って診療をうけてほしいと頼む。しかし、サリーまでもが、子供たちのためにイザベルの診療を止めてほしいとマイクに頼む。イザベルがマイクの診療所に来ると、診療を受けに来ていたローレンやマイラたちが帰ってしまった。その様子を見たイザベルは、次の列車で町を出て行った。

サリーとヘイズン局長の判断で、クラウド・ダンシングはインディアン同士の裁判で裁かれることになった。それが不満なオコーナー軍曹は、ウッデン将軍に電報を打つ。診療所に運び込まれた兵士は、ライリー一等兵という非常に若くて少年といえるほどの青年だった。 ドロシーは兵士にインタビューするために診療所にやって来たが、兵士は熱があり眠ったままだった。ドロシーは被告のクラウド・ダンシングにインタビューする必要があることに気づく。 ウッデン将軍からオコーナー軍曹に返電が来た。その内容は、軍とインディアンは現在戦争状態にあり、ヘイズン局長の命令は無視して、いかなる手段を用いても鎮圧すべきとあった。マイクはオコーナー軍曹に、 ライリー一等兵が死亡したことを告げる。

インディアン裁判は中止となり、クラウド・ダンシングは殺人罪で告発され、判事を呼んで正式な裁判が始まった。彼を弁護するサリーは、軍とインディアンとの間で戦争状態ならば、クラウド・ダンシングが兵士を撃ったことは戦闘行為なので、告発は却下されるべきだと主張した。判事はその主張を採り入れ、クラウド・ダンシングの殺人罪の告発を却下する。 釈放されたクラウド・ダンシングは居留地に戻り、他の部族のインディアンらに暖かく迎えられる。

実話として、１８９１年に兵士を射殺したが戦闘行為と認められ免責されたインディアンがいたそうです。