ブレントはケイティをあやし、ブライアンとも仲良しになる。しかし、マイクはヒューストンの体から摘出した弾丸を、ブレントの持っている弾丸と比べ、それらが違うことに気づき、青ざめる。 マイクがケイティを抱いて家の外に出たところにサリーが帰ってきた。ブレントがサリーを撃ち、サリーは落馬して横たわる。サリーは怪我を負っていたが命に別状はなかった。サリーはケイティの魔除けをウルフに持たせてクラウド・ダンシングのもとに向かわせる。 クラウド・ダンシングは、ウルフがケイティの魔除けを運んできたので、マイクの家に異変が起きたことを察知し、別のインディアンに保安官のマシューに知らせるよう頼み、自らはマイクの家に向かう。マシューは、お尋ね者のカリアー兄弟かもしれないと、ハンクとアンドリューに加勢してもらって、マイクの家に駆けつける。兄ヒューストンも麻酔から目覚め、二人組みとマシューらの間で銃撃戦になる。その隙にサリーは２階の窓から家に入り込む。

サリーとブレントが取っ組み合っている間に、マイクはケイティを抱いて家から逃げ出し、ケイティをクラウド・ダンシングに渡して自らは家の中に戻る。そして、ブレントに銃を向けて降参させる。ヒューストンはブライアンを盾に家を出て、ウルフを撃って馬で逃げようとするが、ハンクに撃たれて落馬する。兄弟たちは捕まり、マイク一家も無事だった。

プレストンはアンドリューから、ホイットマンがホモだという噂を聞き、ホイットマンの詩の朗読会を中止する。ジョンソン牧師が教会での朗読会を断ることをマイクに伝えに来た。ジョンソン牧師を連れてきたロバート・Ｅも、ホイットマンには早く町を出ていってもらいたいと言う。 グレースがマイクにホイットマンの噂を話した。マイクはブライアンがホイットマンと一緒に森に散歩に行ったと聞き、心配する。 サリーは、シャイアン族はホモを生まれつき「エ・アマネ（男女）」と考えているがそれで差別するようなことはないと言う。マイクは、一緒に釣りに行ったホイットマンとブライアンの様子を見に行く。

(ブ)町じゃあなたをホモだと言ってるけどどういう意味？
(ホ)それは言葉だよ。武器として使われる言葉だ。

ホイットマンが呼んだ魂の伴侶、ピートは、プレストンのホテルにも、ハンクとジェイクの金塊ホテルにも宿泊を断られた。マイクは、診療所に彼を泊める。出発しようとする彼らに、マイクは朗読会までいてほしいと頼む。参加者はわずかだったが、牧草地でホイットマンの朗読会が開かれた。

マイラは、ホレスの自殺の動機が離婚判決にあったと聞いて自分を責める。 ローレンとジェイクはホレスと一緒に温泉に入ったりして、ホレスの治療につとめる。ホレスはだいぶ回復したように見えた。マイラとホレスは、もう一度、結婚式を挙げることにした。だが、ジョンソン牧師の立ち会いのもと結婚式が始まる時簡になっても、ホレスは来なかった。マイクとサリーとマイラがホレスの部屋に行くと、ホレスは拳銃で自殺しようとしていたが、サリーがホレスからなんとか銃を取り上げた。ホレスは一見回復したように見えたが、回復していなかったのだ。

マイラとサマンサはセントルイスへ帰ることになった。ホレスはサマンサのお誕生日パーティには必ず行くと約束する。サマンサとの約束が励みになり、ホレスは療養所へは行かず、診療所を退院することにした。

マージョリーは、ハンクの店の女の子に、男の言いなりになってはいけないと説いたり、失明したジョンソン牧師に乗馬を練習させたりした。ローレンは、牧師に乗馬の練習をさせていたマージョリーに、危険すぎると怒った。二人は、話がもつれたはずみでキスをしてしまう。その夜、マージョリーはローレンと一緒に過ごす。ローレンはマージョリーにプロポーズするが、マージョリーは断る。ハンクは、１日休んだ女の子に１週分の賃金を差し引くと言い出す。ローガンとミュニエルが喧嘩して結婚をやめるというので、ジョンソン牧師はマイクと一緒に馬で彼らのもとに行こうとする。しかし途中、ジョンソン牧師は木の枝にぶつかって落馬してしまう。マイクはマージョリーに、あなたはいつも火をつけて逃げてしまうと言う。マージョリーは、革新派になった自分にマイクが妬いていると言い返す。

マージョリーは次の日、ボストンに帰ることにした。その晩、ハンクの店を辞めた女の子たちが、マイクの家にやってきた。マージョリーは彼女らの旅費を立て替えてボストンに連れて行くことにした。 ジョンソン牧師は再び馬でローガンとミュニエルに会いに行くことにした。ジョンソン牧師の調停がうまくいって、ローガンとミュニエルは結婚式を挙げることになった。マージョリーが列車で出発する時がきた。別れを惜しんで抱擁しながらキスをするローレンとマージョリー。

ブライアンとアンソニーは、ローレンの店のわきで、レンズで太陽光線の焦点を枯葉に結ばせて火をつけたが、火の回りがはやく、あやうく火事になりかけた。 プレストンのホテルでは、アメリカ医学会が開かれており、マイクとコリーンも出席していた。医学会で、ハリービー・スミスはアンドリューを天才医者と紹介する。 ブライアンはアンソニーを誘ってマニトゥー方面行きの列車に乗り込む。マイクが欲しがっていた揺り椅子の模型をマニトゥーで買うためだった。ブライアンとアンソニーは、マニトゥーで帰りの列車に忍び込みそこなった。線路を歩いてコロラド・スプリングスに帰る途中、列車に飛び乗ろうとしたが、ブライアンは頭を打って失神する。

ホテルで、マイクはアンドリューの健康薬を批判する。そこにマシューがやって来て、ブライアンが行方不明だと告げる。 サリー、マシュー、ロバート・Ｅ、ハンクらが無事にブライアンとアンドリューを連れて帰ってきた。 サリーはブライアンに、今度学校をさぼったら１ヶ月間謹慎させると言う。ブライアンが自分は謝ったのにどうしてそんなことを言うのと聞き返すと、サリーは、お父さんだからだと答える。

一日でも自由に生きることは、ここの１００年にも優る

サリーは馬を買い集め、居留地で火薬を爆発させ、インディアンたちを脱出させた。

マイクは、ジョンソン牧師の勧めでサリーの追悼式を行った。マッケイ軍曹は、サリーが死んだはずなのに、コリーンとブライアンが笑いながら話したりしているので、怪しむ。彼は、マイクの家のケイティの揺り篭でサリーの首飾りを見つけ、サリーは生きているにちがいないとマイクに詰問するが、マイクはしらを切りとおす。

プレストンはインディアンの居留地跡の競売に入札していた。しかし意外にも、インディアンの居留地跡を落札したのはダニエルだった。