町では、選挙で保安官を選ぶことになった。ブライアンはダニエルに保安官に立候補することを勧める。マイクは、反逆罪には最低２人の証言が必要なことなど、マシューが調べた成果をウッデン将軍に話す。ウッデン将軍は、サリーを７年の刑に減刑することをマイクに約束する。ハンクとジェイクは、インディアンの過激派の頭領ブラック・ムーンを捕まえようとして、逆にブラック・ムーンらに捕まった。ハンクらは殺されそうになるが、その場にいたサリーに助けられる。しかし、サリーが生きていたことが町に知れ渡る。

ウッデン将軍はウイスキーを一瓶まるごと飲んでしまい、心臓発作を起こして死ぬ。ウッデン将軍の約束がパーになってしまい、マイクは落胆する。マイクはマッケイ軍曹に、サリーの減刑の嘆願書を書いてくれるよう頼む。保安官選挙の開票の結果、ダニエルが保安官に当選した。

マシューは、弁護士の才能があるようだ。

創立記念日には、将来の人のために町の生活がわかるものを箱に入れて埋めることにした（つまり、タイムカプセル）。マイクはローレンの店でカタログを見ている時に気分が悪くなり、マシューとブライアンと一緒に家に帰る。しかし、次の日の朝、マイクは流産してしまっていた。

モラレス先生と生徒たちは、箱に入れるために、町の年表を作っていた。年表は、スペインの探検家が最初にやってきた時から始まっていた。しかしジェイクは、町が出来る前の部分は切り取るように言う。

ロバート・Ｅが作っていたタイムカプセルの箱が完成した。箱に何を入れるかで口論している最中に、マイクは流産したことを皆に話し、そのまま家に帰ってしまう。ジェイクは結局、生徒たちが作った年表をまるごと箱に入れることを認める。

ドロシーとグレースがマイクの家にやってきて、ドロシーは、自分も２度、流産したことがあり、心にポッカリ穴があいたようでそれは悲しかったと話す。泣き出したマイクを抱えながら家に入るドロシーとグレース。

グレースもアンソニーのことを王女に占ってもらった。天使のお告げによると、アンソニーにはもう発作は出ないという。喜んだグレースは、さっそくアンソニーにそのことを話す。そのことを聞いたマイクは王女に抗議するが、王女は、顕微鏡で人間には見えない細菌を見ることができるように、自分には普通の人には認識できないものを見る能力があると言う。

王女の話す内容のなかには、町の住民も知らない本人だけしか知らないはずのことも含まれていた。ダニエルは、仮病で診療所に入院していたクレイがカルテや日記を盗み見て王女に情報を渡していたと推理する。マイクとダニエルはプレストンのホテルに駆けつけるが、王女らは立ち去った後だった。

王女の占いに反して、アンソニーに発作が出た。王女の交霊会がいかさまだったことに傷ついたブライアンは、シャーロットの墓に参る。ブライアンをなぐさめるマイク。

ブライアンは実のお母さんと話したつもりだったのに、いかさまとわかって大ショック。侍女のナタリアに渡した献金は、たぶん、こづかいを全部つぎ込んだものだったろうに。

モラレス先生は、両親の日（授業参観日）のために、この町で一番好きなものについて子供たちに作文を書かせていた。アンソニーの状態は発作を繰り返すたびに悪くなっていく。アンソニーは、自分の体の状態がどうなっているのかマイク先生に聞いてくれるよう、ブライアンに頼む。マイクは、アンソニーは助からないとブライアンに言う。ブライアンは、本当のことをアンソニーに伝えるべきだと主張するが、マイクは、それは親のロバート・Ｅとグレースの役目だと答える。しかし、グレースは本当のことを言うのに反対していた。

モラレス先生は、アンソニーの書いた作文を一番に選んだ。しかしその直後、アンソニーは、軽い脳内出血を起こして倒れた。ロバート・Ｅとグレースは、不安がるアンソニーに、死んだらアンソニーの魂はまっすぐ迷わずに神様の待つ天国へ昇っていくと話す。

両親の日に、学校でアンソニーは生徒や親の前で作文を読む。 そして、アンソニーは神に召された．．

天国ではね、あっという間に時が過ぎる。つまり、気が付いて振り返ってみた時には、母さんと父さん、そこにいるんだ。

ジェイクはモラレス先生を食事に誘うが、モラレス先生は用があると言って断る。ジェイクは、グレース食堂でモラレス先生とハンクが会っているのを見かけて、ショックを受ける。泥酔したジェイクは、ローレンの店のバルコニーで発砲騒ぎを起こす。ジェイクと必死で止めるロバート・Ｅは地面に転落し、ロバート・Ｅは腕を骨折してしまう。

マージョリーは反対したが、禁酒同盟の婆さんたちがついに実力行使に出て、ハンクの店で酒の瓶を割ったり、樽を斧で壊したりした。店番をしていたジェイクは、最初は婆さんたちを止めようとするが、鏡に映った自分の酔った姿を見て自己嫌悪に落ち入り、婆さんたちと一緒に店をめちゃめちゃにする。

店をめちゃめちゃにされたハンクはジェイクと大喧嘩をする。恋人を盗ったというジェイクに、ハンクはモラレス先生から字を教わっていただけだと答える。 マージョリーは、しばらくコロラド・スプリングスの町に留まって、ローレンと一緒にいることにする。ジェイクはテレサ・モラレス先生に、死にもの狂いで酒を止め、最高のジェイクになると誓う。

感謝祭に招待していたマイクの母エリザベスと長姉のレベッカが診療所に到着した。マイクは直ちにボストンに帰るように母に言うが、彼女は聞き入れない。

マージョリーは、添い寝していたバートレット婦人の子供が息をしていないことに気づき、思わず子供を抱きしめる。ベッキーも、コリーンやマイクの必死の治療もむなしく、死んだ。ローレンが熱を発したマージョリーを診療所に連れてきた。彼女もジフテリアに感染していた。マイクは、新しい治療法である挿管法をマージョリーに試す。ただし、その治療法は、肺炎を併発する可能性があった．．

アンドリューが、ホテルの診療所を留守にすることを認めないプレストンとついにケツを割った。この回のアンドリューは、マイクと互角に自分の意見を言って見違えるようだ。

洞窟にいるサリーやブライアンらに食料を運び込んだりしているダニエルも熱を発して倒れた。マイクはダニエルに挿管法を施すことに躊躇するが、レベッカに励まされて、彼に挿管法を施す。ダニエルは、肺炎を併発することなく、無事回復した。

感謝祭の当日、サリーは兵士たちをごまかして床下から家に入ってきた。マイク一家に加えて、エリザベス、レベッカ、アンドリュー、ダニエルらも同席し、感謝祭の祝宴が始まった。

マイクは、ハンクに治療費を支払うよう裁定した。ローレンもプレストンに賠償するよう訴え出た。ホレスは、ハンクの過失を認め治療費を支払うよう命じた裁定の記事を得意になって町民たちに読んで聞かせていた。ハンクは怒って、ホレスを殴った。ホレスはまたハンクを告訴する。ダニエルはハンクを逮捕するが、ハンクは不当監禁だと、ダニエルを告訴する。ロバート・Ｅとグレースは自分たちの証書をドロシーらに見せる。どちらの証書もグレース食堂の土地が自分たちの土地のものとなっていた。

マイクは、ホレスのハンクに対する告訴と、ローレンのプレストンに対する告訴は却下したが、プレストンの弁護士の費用は彼自身の負担とした。ドロシーの訴えについては、長年ロバート・Ｅらが問題の土地を使用してきており、ドロシーは占有を放棄していたとして、訴えを却下した。 ドロシーは訴えが却下されて感情的になったが、マイクと話し合って、すぐ自分を取り戻した。

マイクは、かつてサリーを国立公園の設立にさそったウェランド・スミスに、協定を結ぶ交渉の仲介役となってくれるよう頼む。ブラック・ムーンの状態はひどく悪くなっていた。彼は、自分の死は近く、自分の身柄なら軍隊に与えてやれると言う。マイクは病状を一時的に隠す方法があると言う。 ウェランド・スミスの仲介のもと、モリソン少佐との交渉が行われた。マイクは、ブラック・ムーンの降伏を条件にドッグソルジャーの戦士たちが北のシャイアン領域に移動することを認めさせたばかりが、サリーの恩赦をも勝ち取る。

ブラック・ムーンは病を隠して軍に出頭した。サリーも、ひさびさに町民の前に姿を見せる。しかしモリソン少佐は、密かに協定を反故にし、北に向かうインディアンを虐殺しようとし、反対するマッケイ軍曹を逮捕した。クラウド・ダンシングから知らせを受けたマイクは、ウェランド・スミスの乗った汽車を追いかける。間一髪、ウェランド・スミスはモリソン少佐とインディアン一行に追いついて、虐殺を阻止することができた。保安官のダニエルは、マッケイ軍曹を解放し、インディアンたちは無事に北に向かっているとブラック・ムーンに伝える。それを聞いたブラック・ムーンは安堵し、力尽きて静かに倒れる。

マッケイ軍曹が、共に同じテントに監禁されているブラック・ムーンが口から血を吐いているのを見つけ、口元をぬぐうよう言うシーンもよかった。

しかし若夫婦は、全財産と食料をのせたロバを逃がしてしまい、マイクとサリーは、目的地まで彼らにつきあうことにした。ハンクはダニエルを追い出すため、セイディーという娼婦をダニエルのもとにやった。彼女はわざと自分たちを牢屋に閉じ込めて、一晩中ダニエルと一緒に過ごした。朝が来て、ハンクは保安官事務所に町民を呼び集め、セイディーと一緒にいるダニエルを見せたが、セイディーは身の上話を聞いてくれて列車の切符代まで貸してくれるダニエルに感謝し、ハンクを責めた。ハンクの目論見は逆効果となった。

若夫婦らは、ニューフォークという集落があるはずの場所に着いた。しかし人が暮らした跡はあったけれども、誰もいなかった。サリーは、住人は水に近い場所に移動したと考え、シカゴに戻りたいという夫を説き伏せて、次の谷に向かう。ようやく、彼らは両親のいる集落にたどり着いた。クリスマス・イブの晩、町の住民はダニエルに保安官事務所の看板を贈った。それを見たダニエルは町にとどまることにし、住民にもそう伝える。夜通し馬を走らせたマイクとサリーは、クリスマスイブのパーティにようやく間に合う。