クラウド・ダンシングが重傷を負ったサリーを発見し、マイクの家に運んでくる。サリーはブライアンたちに、シャイアンの冬の守り神である白い野牛、ランニング・ゴーストの話をする。マイクの懸命の治療とリハビリの甲斐あって（一言では書ききれない努力と苦労を重ねて）サリーは回復した。マイクはサリーにハンターを殺さないよう懇願する。

サリーはハンターのボスと戦い、ボスの左耳を削いで、この地から立ち去るよう申し渡す。ボスはなおもサリーに銃を向けるが、そこに白い野牛が現れる。ボスは白い野牛につので胸を突かれて死ぬ。

ブライアンが店の売り物のハーモニカの調子が悪いと言うので、ローレンは、ハーモニカを吹いてみせる。オリーブはハーモニカをブライアンにあげる。マシューはロバート・Ｅに女の子の気持ちを確かめ方を尋ねる。ロバート・Ｅは、イングリッドのチケットを全部買い占めたらとアドバイスする。クラウド・ダンシングはまた捕まってしまった。カスター将軍は町の広場でクラウド・ダンシングを銃殺することにした。兵士たちがクラウド・ダンシングに向けた銃から銃声が響き渡るが、クランド・ダンシングは生きていた。弾がこめられていなかったのだ。

ダンスホールで誰も踊ってくれないイングリッドは、たまらずにテントに駆け込む。それを追ってマシューもテントに入る。マシューはイングリッドに、彼女の切符を全部買い占めたことを打ち明ける。ダンスの伴奏にハーモニカを吹いてくれとオリーブに頼まれたローレンは、ブライアンがハーモニカを差し出したのがきっかけで、「夢見る人」を吹く。

ジェイクにつけられた剃刀の傷がもとで、バートンが敗血症で死んだ。剃刀の殺菌が十分でなかったのだ。マイクはジェイクのところに怒鳴り込む。ジェイクはバートンの死がショックで酒を飲みすぎ、急性アルコール中毒になる。ジェイクはマイクの治療とローレンとハンクらの助けで立ち直る。

マイクの誕生パーティの後、町の人たちが診療所の看板をプレゼントする。サリーは珍しくめかしこんで、マイクに道具や薬を入れる手製の鞄を贈る。マイクとサリーは初めてキスをする。

マイクとサリーは、お友達モードから恋人モードに移行。

マシューは、男として自信をつけるため、どんなことが起こっても輪の中から一歩も出ないという、シャイアンの修行を始める。マシューは修行中、馬の群れに襲われるという幻想を見たりするが、修行は無事に終わる。

マシューは、イングリッドとはすぐには結婚せず、婚約して働いて貯金し家を建てて宣言する。マイクはマシューに婚約指輪を渡す。

コリーンはサリーが自分を愛しているものと思い込む。コリーンはルイスにサリーへ手紙を届けてくれるよう頼み、小説を真似て川の近くの小屋に隠れ、サリーが探し出してくれるのを待つ。ルイスはサリーにコリーンからの手紙を届けようとするが、彼は見つからない。日が暮れると嵐になり気温も下がった。小屋の隣の木が落雷で倒れ、コリーンは小屋に閉じ込められてしまう。翌朝、サリーがコリーンを見つけ出したが、彼女の指は凍傷にかかっていた。

ハンクが再びグレースの食堂にやってきて悪態をつく。ロバート・Ｅはハンクをなぐる。マイラが診療所にやってきて、ハンクが食べるといつも調子が悪くなるという食べ物をマイクに渡すよう、ルイスとコリーンに頼む。ルイスは顕微鏡で、その食べ物に寄生虫がいるのを発見する。コリーンの指は回復した。サリーは、コリーンに恋愛感情を持っていないことを説明する。コリーンは聴診器をマイクにプレゼントする。コリーンはルイスに、サリーがただの友達だと言う。ルイスは、自分が彗星を発見したらコリーンと名づけると誓う。

ブライアンは学校が出来るのを楽しみにしており、ローレンの仕事の様子を見に来る。ブライアンは消しゴムを拾おうとして、急に目が見えなくなる。ブライアンは脳に傷を負ったらしいが、マイクは脳に詳しくなく、ボストンの専門医に至急、電報を打つ。セントルイスから専門医が駅馬車でコロラドスプリングスに急行するという知らせが届いた。しかし、ブライアンは昏睡状態に陥る。橋が流されて専門医の到着が大幅に遅れることになった。マイクは自分でブライアンの手術をすることを決断する。ロバート・Ｅが設計を引継ぎ、町の住民総出で学校の建設が進む。

手術は無事に終わり、マイクはつきっきりでブライアンの意識が戻るのを待つ。朝、マイクが目覚めるとブライアンがベッドにいない。自分で目覚めて、学校が見えるところまで歩いて行ったのだ。マイクはブライアンを抱き上げて喜ぶ。

ロバート・Ｅは、最初は黒人の子供は学校に入れないからと、学校建設に参加しなかったが、結局参加する。彼の懸念は、第１１３話「差別」で現実化する。

ブライアンはザックが描いた馬の絵を見つけた。その絵を学校に持っていったら、先生をしていたオリーブはブライアンがその絵を描いたと思い込み、その絵のうまさに感心した。マイクはザックを学校に連れて行ったが、ザックは学校からウィルビーの家に逃げ帰った。ザックはハンクに引き取られることになった。ザックがハンクの店先をモップで掃除していたら、店から出てきた男の靴にモップがあたってしまった。男はザックに乱暴しようとしたが、店から飛び出してきたハンクが男をたたきのめした。ザックはハンクの子だったのだ。

夜遅く店が閉まった後、ザックは死んだ母の絵を描いてハンクに見せる。ハンクはその絵を見て涙を流す。ハンクは、ザックを自分の店で働かせ続けるより、遠方に預け美術学校に通わせることにする。ハンクとザックは一緒に駅馬車に乗り、町を出発する。彼らを見送るマイクの家族や町の住人たち。

出発間際の正装したハンクを見て、マイクはハンサムだと褒める。

ホレスの母親が病に倒れた。ホレスはマイラを婚約者として母親に紹介するが、母親は酒場の女なんてとんでもないと反対する。 マシューは町の住民みんなで町ぐるみの写真を撮ろうというが、ローレンとジェイクは黒人や移住者を入れることに反対する。 エミリーは結婚写真を撮り、夫と共にデンバーに向かう。 マイラは一人でホレスの母親の元を訪れ、ホレスは母親の優しい心を受け継いだと言う。 ホレスの母親は、マイラにホレスの面倒を見てくれと言い残して、息を引き取る。

ワトキンズのカメラは、町の住民と移住者たちとの喧嘩のあおりで焼けてしまったが、ロバート・Ｅがカメラを修理する。ローレンは、町ぐるみの写真には参加しないつもりだったが、マイク先生に「写真にはハートがあるんですって。あなたはこの町のハートよ」と言われて参加する。 ワトキンズは、移住者やインディアンたちも参加した町ぐるみの写真を撮る。

レースには、デンバーから来たキャシディー医師も参加していたが、彼の騎手が落馬して頭を強く打った。マイクが診たところ、落馬した騎手は脳内出血で危険な状態だったが、キャシディー医師はマイクの診断を認めない。ついに、その騎手は死んでしまった。マイクは怒り、男装してレースに出走することにする。サリーやマシューから男の仕種などの特訓を受け、マシューの従兄弟になりすましてローレンらをうまくごまかし、レースに参加することが出来た。キャシディー医師の騎手はハンクが務めることになった。

レースはマイクとフラッシュが1着になったが、騎手が女性だというので失格になり、キャシディー医師の馬が繰り上がりで優勝した。しかし町民たちは、キャシディー医師やハンクを無視して、マイクを祝福する。

マイラだけは、マイクが男装していることを見抜いた。

レースの余興でパイ・コンテストが開かれ、ブライアンもパイを作る。そのパイに「ローレンさん」という名前を付けようとするが、ローレンに怒られ、「びっくりパイ」という名前にした。結局、ブライアンのパイが、コリーンのパイを差し置いて１位になった。

ドロシーの夫、マーカスが迎えにきて、二度と暴力はふるわないと謝罪したので、ドロシーはマーカスと一緒に帰ることにした。 しかし、夫に再び暴力をふるわれ、ドロシーは町に逃げてくる。 ドロシーは書くことが好きで投書が何度も新聞に載ったと言うので、マイクはドロシーに新聞を始めたらと勧める。 マーカスの使用人が彼の遺体を町に運んできた。使用人は、ドロシーがマーカスをフライパンでなぐって殺したという。保安官が事情で来れないので、臨時保安官のホレスが裁判官になってドロシーの裁判を進める。裁判は評決に達し、ドロシーは終身刑となった。

クラウド・ダンシングの弟の未亡人を好きな男がいることがわかり、クラウド・ダンシングはその男と未亡人を結婚させることにして、スノーバードと仲直りする。ドロシーはマイクに、彼女がフライパンでなぐる前に、マーカスが血のつばを吐いていたと言う。マイクはマーカスの遺体を発掘し解剖する。そして、マーカスの死因が胃炎、潰瘍による出血であることを突き止める。 ドロシーは釈放される。ローレンはドロシーに、新聞を発行するのに必要なものを揃える。